USERS 顧客主義の終焉と企業の命運を左右する7つの戦略 を読んだ
「USERS 顧客主義の終焉と企業の命運を左右する7つの戦略」を読んだ
- 作者: アーロン・シャピロ,萩原雅之,梶原健司,伊藤富雄
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/09/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容的には、「いかにしてユーザーが集まり、ビジネス的に成功するweb媒体を構築するか?」というテーマが述べられている本
対象は、Web業界だけでなく、すべての企業(小売店も含む)に話題が及んでいる。
ビジネス的に成功するweb媒体を運営するには
筆者の考えを簡潔に2行でまとめると、
- 適切なタイミングでサービスを世に出す
- 競合よりもユーザー満足が高いサービスを作る
になる。
「適切なタイミングで世に出す」とは?
簡潔に2行でまとめると、
- 通信インフラが(ユーザーにとって)十分に整っている
- ユーザーがサービスの質をweb上で簡単に共有できる地盤が整っている
になる。
考えてみれば、当たり前で、YoutubeがISDN全盛期に登場したとしても、きっとサービスはヒットしなかっただろう。
おもしろい動画を投稿するマーケティング手法(ドコモの3秒エビフライなど)もユーザーが拡散する地盤がなければ、話題にならなかっただろう。
「競合よりもユーザー満足が高いサービスを作る」とは?
この書籍の大半が「競合よりもユーザー満足が高いサービスを作る」には?というテーマにあてられている。
これも私なりに簡潔に2行でまとめると
- シンプルさを提供する
- ユーザーに信頼してもらう
この2点になると思う。
もちろん、どうやって「シンプルさを提供するか?」「どうやって信頼してもらうか?」もきちんと網羅されて記述されていた。